人生は沼だらけ

20代オタク女子のひとりごと/フィギュアスケート、昭和アイドル、Kinki Kids、ミュージカルなど

町田樹は甘美であった

いつぶりすぎって話ですよね、ごめんなさい/(^o^)\

 

遊です!

こんばんは!

 

今回は、もうずっと前ですが、私が心から尊敬してやまない、ひとりのプロスケーターが引退した、そのときの、私の心のつぶやきです。

 

次回は、NHK杯観戦記をアップする予定です😊

それまで、このポエミーなブログを頑張って読んでください(誰やねん)

 

ちなみに、これを書いたのは10/7です(白目)

 

いやあ、会社が忙しくて………。

 

 

もう少し、更新頑張ります。

 

 

それでは、下からどうぞ。

 

 

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最後の最後まで、あの人は甘美でした。

 

 

さる2018年10月6日、ひとりのプロスケーターが引退しました。

その人の名は、町田樹

私が尊敬してやまないひとです。

 

彼は、私の人生を変えました。

彼がヘーゲルの『美学講義』を読んでいたことをきっかけに、哲学や美学に

興味を持った私は、大学のゼミで「美学」を学ぶゼミを選びました。

 

そして、ゼミでは多くの思考に出会いました。

その思考は、私に「世界の見方」を教えてくれました。

 

さらにフィギュアスケートという身体芸術に対して、真剣に向き合ってみたいと、院進まで考えました。

結局院進はしませんでしたが、学問に少しでも向き合ったことは、私の糧になりました。

 

 

町田樹というひとは、私の翼でした。

私を、甘美で芳醇な「美」と「思考」の世界へ連れていってくれました。

 

そして、彼の作品たちも、翼として、私をその美と思考の世界へ、私を連れて行ってくれました。

 

限界まで突き詰められた思考の果てに生まれた彼の作品は、どんな硝子細工よりも繊細で、複雑で、シンプルで、美しく……そして生きるよろこびに溢れていました。

 

美、思考、生を氷の上で感じる経験は、私の栄養になり、今たしかに私の体の芯で生きています。

 

 

…彼の生き様は、私が生きる力です。

自分の運命を自分で切り拓く貴方のようになりたいと、いつも私を奮い立たせて

くれます。

 

町田樹は、私の運命を切り拓いてくれた、ヒーローでした。

そしてこれからもずっと、ヒーローです。

 

町田樹さん、貴方に出会えて私は幸せでした。

フィギュアスケートに出会えて、幸せでした。

生きていて、よかったと心の底から思います。

 

町田さん、ありがとう。

 

これからもずっと、貴方が進む道に幸せが溢れていますように。

ずっとずっと、応援しています。

 

2018.10.07