人生は沼だらけ

20代オタク女子のひとりごと/フィギュアスケート、昭和アイドル、Kinki Kids、ミュージカルなど

其処に確かに「光の気配」を感じたーKinKi Kids コンサート感想

いやーーーー
夢のような空間だったなーーー。


またまたこんにちは。美遊です。
去る12/15、私は遂に行ってきました。


KinKi Kids Concert Tour 2019-2020
ThanKs 2 YOU


KinKi Kidsのコンサートです!!!人生初!!!わーーー!!!
ソロの抽選無敗の私の自名義がここに来て仕事をしなかったのですが、有り難いことに友人がチケットを当ててくれたため、無事行くことができました。

というわけで、記念にレポします!ぐだぐだ且つ長文ですが、お許しくださいませ。



※以下、セットリスト、およびMCのネタバレ含むレポです!ご注意くださいませ。
※MCの言葉は正確なものではなく、ニュアンスです。



夢にまで見たKinKi Kidsのコンサートだっため、私は酷く浮かれまくっていました。どれくらい浮かれていたかって…?


・人生初めてセルフでジェルネイルをする(しかも)
・ハイになり喋りすぎて母親にうるさいと言われる
・アイカラーにを入れる
・職場で情緒不安定になってメモ用紙にキンキ〜!と書き殴る


などなど。今思い返してもけっこう酷い。ネイルは楽しかったけれどね。


はやる心をかろうじて抑えつつ(ほぼ抑えられてない)、12/15を迎えました。

グッズは一時間あれば余裕で買えそうだったので、気持ちギリギリに会場へ向かうことに。実は今回、私の母も別の方と同行させてもらうことになり、お相手の方と待ち合わせるまでは、私と一緒の行動でした。いや、同行できるの凄い()まあ私がチケット落選しなかったら一緒に行けたんだけどね…。母に負担させてしまいました…すまぬ母。
神保町で昼とも夜とも言えぬ軽食を食べ、ドームへ。もしや間に合わないかも…?と謎にテンパった私は、ここでも母に迷惑を諸々かける事態に(もうほんと迷惑)(ちなみに全然大丈夫でした)ここでは省きますが…。

母の同行相手の方と合流し、なんとその方含む三人で私のグッズ購入に向かいました。つまりグッズ購入に付き合わせてしまった形です。もう本当すみません…(ド迷惑)ちなみにですが、そのお相手の方は本当に本当に優しくて…とても素敵なKinKiファンの方でした。


グッズを購入しまくり、うちわとドームの写真を撮り(やってみたかった)、その後私も同行する友人と合流しました。
もう、この時点で緊張やばかった。KinKi Kidsに会える…!という喜びと、席どこだろうという緊張と、なんかもうわけ分からない興奮が入り混じってましたね。やばい。

席はスタンド。でもけっこう前の方で良かったです。ちなみに母はアリーナだったそうです。(凄い)


噴水の演出がもうしんどかった。尊い方でしんどかった。16:30と16:45に流れたTimeとAnniversary(オケコンver.)(どっちが先かは忘れました)は反則です。音響も迫力あるし、何より音楽に合わせた水の美しさが、言葉では言い表わせないくらいで。前日のレポで見た二人の言葉「ラスベガス」「デパート」も納得でしたが、その例えも吹っ飛ぶくらいの美しさでした。そしてますますオケコンのときにファンじゃなかった自分を恨んだ…オケコン生で見で見たかったな〜〜。

開演が近づくにつれ、寂しさもありました。始まるということは、終わってしまうということ。このワクワクが、終わってほしくないなぁなんて贅沢なことを考えていました。友人にも「始まっちゃうよ〜〜やばい〜〜」と話してました。the情緒不安定。

いやしかし開演前の待ち時間も楽しかったなぁ。私と友人はセトリを事前に見ていたので、その話で大盛り上がり。あれもやるよね!?これもやるよね!?やばない??みたいな。コンサートって一人でも行けなくないけど、こういう気持ちの共有ができるから、連番するの楽しいんだよね。


…そして遂に開演。
あの、愛のかたまりのイントロが流れたときの感動は今も忘れられません。


やっと、二人に会えた。


そして個人的に痺れたのが、次の曲のThe Red Light。正直この日聴くまではめっちゃ好きってわけではなかったのだけれど(ごめんなさい)、始まりの剛くんのギターソロにヤラれました。かっこよすぎて両手口に当てちゃったもん。(伝わる?)この曲こんなにかっこよかったのね〜〜めっっっっっちゃ好きになりました。二人にぴったりですね。久保田利伸さんに足向けて寝れない。お歳暮送りたい。

でね!でね!セトリびっくりした大賞その1が次のLove in the Φ!!まさか聞けるなんて思ってもなくて!!!この曲、Φアルバムの中で1.2を争うくらい好きなんですよ。もうめっちゃ歌いながら聴いてた(※声出してないです)。雪白の月はさすがKinKiって美しさだったな。KinKi×冬×バラード×失恋って最高よね。二人の歌声を堪能しました。

このあとのMCとのギャップがもう凄いけどね!
初っ端から「鏡を着たら日本一」(by剛)とか、お客さんに「王子」(by光一)って言わせたりとか、KinKi節全開で。二人が喋ってる姿を見ることができて、本当に嬉しかったな。だってテレビで見てるまんまなんだもん!あの緩いトークがそのままドームで行われてる感じ。会場も和んでいて、幸せ空間でした。

光一くんの、お手伝いしたJUMPのコンサートリハのときはケータリングだったのに、自分のコンサートリハのときはまっ茶色のお弁当だった話はほんと笑ったわwww でもね、ある言葉の時の光一くんの表情が忘れられないんです。それは、

「二年ぶりのKinKi Kidsのコンサートなのに!」

って言ったときの光一くんの表情で、ああ、光一くんは本当にKinKi Kidsでコンサートやりたかったんだなぁ、って思って、じーんときてしまったよね。おめめもうるうるしてて本当きゅるるん40歳堂本光一って感じだった(え?)そこで余ってたらしい、まっ茶色の弁当食べてた剛くんもまた剛くん…!って感じで好きでした(は)


そのあとのボニバタ→LOVESICKの流れは神でしたね。今の二人で聴くことができて感動。そして色気が半端なかった。若いときの原曲も魅力的だけど、今の年齢で歌うのもまた違った良さが出て良いなぁと実感。「悪い遊びを教えてあげるよ」な剛くんが聴けて嬉しかった〜剛〜教えてくれ〜(?)
そしてすのすので実はうるうるしてた私。いやこの曲の旋律大好きなんですよ。そしてファンになる前から印象に残ってた曲でもあったので、聴いてて一人でじーーーんときてました。

からの!!セトリびっくりした大賞その2がこちらWant You。これもマジでコンサートで聴けるなんて思わなかった。光一くんのダンスあんなにセクシーなんですね。腰砕けた。Give me your loveもイケメンだったな〜〜。しかし会いたい会いたい会えないじゃなくてこっちがセトリ入りするとは思わなかった。ある意味でセトリびっくりした大賞その3かもしれん。


…からの!レポ見ていた私が地味に楽しみにしていた!おふざけタイム!!たよりにしてまっせ、買物ブギー、ボーダーライン、そして新曲のKANZAI BOYA!!!

たよりにしてまっせと買物ブギーはほんと嘘みたいに今っぽく、お洒落になっててびっくりした! この二曲の何が凄いって、あんな面白い曲が、実は昭和の戦後すぐに発売されてる曲ってことなんだよね。余談だけど、お祭りマンボも昭和の曲だもんな。実は昭和、音楽がかなりバラエティ豊かだったなぁと思う。

KinKiの二人も同じよ〜な話をしていて、もうほんと首がもげるくらい頷いてた私(もげてはいない)。この二曲ほんとクオリティ高いし、それを当時ジュニアの二人にあてたジャニーさんのセンスもまた凄いな…と。しかも時を経て、モダンなアレンジになってたのがまたたまらない。たよりにしてまっせ、のときの剛くん直伝の振り付け、私はちょっとしかやらなかったけど()。でもその振り付けをきちんとやって、あまりやってない剛くんに「ええっ!?」ってなってた光一くんマジ可愛かった。(伝われ)うん。可愛かった。買物ブギーはひたすらにかっこよかった。

次のボーダーラインは、私レポで見た時点で知らなかったんです。その時トレンドにあがっていた「とんこつ味」も意味わからなくて、慌てて当日の朝に聴いて把握したという←

噂のBack Fireが犠牲になった裏話も面白かったし、何より剛くんが光一くんの「とんこつ味〜」を再生しまくってたのが可愛かった…。途中二人で交互に「とん」「とん」って鳴らしたり、「とんこ」までしか鳴らさないようにする遊びしてたの、やばかった。あれ完全に二人の世界だった。しかしこの光一くんの若い声がまた堪らんのなんのって(変態)そして曲の最後に、「とんこつ味〜」って鳴らしたときの剛くんの満足ぅ!な表情が忘れらんないのよね…。いい表情だった…。曲中も絶妙なタイミングで「とん」って鳴らしてたのほんと笑った。いやー笑ったなぁここは。

からの!KANZAI BOYA!最高にイカしたファンクだったし、剛くんのジャニーさんへの思いを強く感じました。KANZAI BOYAすら愛しく思ってしまう剛くんの心境を思うと、なんとも切なくなってしまいました。曲のラストいいとこ取りな光一くんは最高でした。これほんとにシングルになってほしいくらい。要望送ろうかな…←

このおふざけ(?)コーナー、終始笑いが絶えなくて本当に楽しかったな。昔の曲をこうやってやってくれるのっていいですね。新参者の私も、以前からのファンの方も楽しめるし。また何か昔の曲やってほしいなー!と思いました。


…問題のブラの気配トーク(詳しくは他の方のレポをぜひご覧ください←)から、光の気配。私やっぱりこの曲大好き。歌詞も今の二人にぴったりで、サウンドもシンプルかつ迫力があって…二人の良さを存分に活かした名曲だと個人的には思っています。この日は二番の歌詞「選ばなかった道はもう振り返らない この先何処かで繋がるはずさ」が特に沁みました。私はまだ23年しか生きてませんが、やはりここまでくる途中には選ばなかった道もあったから。別の道を選んでたら良かったかな、と思う時もあったので、この歌詞を生の二人の美しい声で聴いて、心が癒やされました。

ここからのアコースティックアレンジ共作曲メドレー(長)、とっても心地よかったな。銀色暗号、恋涙、Topaz Love…名曲たちがお洒落なアレンジになっていました。座って聴くことができたので、曲を味わうことができました。これ音源で欲しいくらい。特に銀色暗号が良かったな…落ち着いた雰囲気のサウンドで、銀色暗号が持つ何処か意味深で、ロマンティックな雰囲気が活きていました。でもこの一回で四曲も共作曲聴けるとは思わなんだ。Topaz LoveのDメロ「いたいよ〜」の重なりは鳥肌ものだったし、恋涙も素敵だった。


ここから三曲の流れもやばかったな。あの!Kissミスの!イントロ!ハチャメチャ上がった!ペンラ持ってない新参者オタクなので、ふっふーのところは手でやりました()そして40歳でも歌えるKissミスという曲の凄さよ(震え声)少年の曲のはずなのに、今歌っても曲が色褪せない。名曲ってこういうものですよね。
さらに!来ました!硝子の少年!このイントロ聴いたとき「ああ〜KinKiのコンサート来たんやな〜」って超思った(遅)。幼い頃からテレビ越しに聴いてた名曲を生で聴けて幸せだった。二人で並んで歌ってたのも、The KinKi Kidsって感じで最高にかっこよかった。硝子の少年、会社の人も名曲って言ってたしな。最高傑作だわ。

ここから薔薇と太陽になったのも最高だった。後から思い出して震えたけど、薔薇と太陽って「大人の硝子の少年」ってコンセプトだったよね…?(曖昧です)セトリ神か…って拝みました。ウィアコンの映像を見てから、生でパフォーマンスを見てみたかったので、イントロからぶち上がりました。生シャルドネは色っぽくて恐ろしかった。この曲の光一くんのダンスも剛くんのギターも大好きだから、見ることができて幸せでした!

薄荷キャンディーは、ひたすら美しかった。まだファンになる遥か昔、FNS歌謡祭で歌われたものを録画していて、母と何度も見返していました。母がこの曲大好きでね…。あれから十数年経ってファンになり、オケコンの薄荷キャンディー見て母娘共々号泣して以来大好きな曲だったので、これも聴くことができて良かった。光一くんの「君だけ〜」がまさに薄荷のような清涼感で、心がスッと洗われたようでした。

この次が本編ラストのHarmony of December。アンコールはあれどもやはりラストなので、しんみりしてしまった…。この曲も大好きだったし、聴けて良かった。(n回目)近づくコンサートの終わりを思って泣いてました。


ここまででももう、大満足でしたが、アンコールもありました。


一曲目は、ボクの背中には羽根がある。私がKinKi Kidsで一番好きな曲です。ただ、実はあんまり記憶がない…(本当に好きなのか?)記憶にあるのは、この曲に浸っていたこと。でも、浸れて良かったなとも思う。本当に好き…。

一番最後は、YOU〜ThanKs 2 YOU〜。剛くんがABC座のために書き下ろした曲の、KinKi Kidsバージョンでした。「KinKi Kidsの友情」を描いたというこの曲、なんだろう、言葉にし難いですね。でも、とてもとても素敵な曲でした。これも新曲にしたらいいのに(雑)何度でも何度でも歌詞を見て、メロディーとハーモニーを味わいたい…そんな曲でした。




KinKi Kidsは、ずっとKinKi Kidsでいてくれるのか。

ファンになってからは、ずっと不安でした。これは二人が危ういとか、不仲!とか、そういうことではありません。

私は今までいた界隈の事情から、「終わり」を常に意識してしまいます。その界隈…フィギュアスケートは、必ず引退があります。(正式な宣言が無い場合もあるけれど)セカンドキャリアはあるけれど、皆が皆、アイスショーなどの表舞台に出るわけではない。ましてやKinKi Kidsがいるのは芸能界。いつ何があってもおかしくありません。もしかしたら、休養なんてこともあるかもしれない、解散してしまうかもしれない…永遠なんてないことは、フィギュアスケートで強く実感しているから。二人を信じていないわけではないのに、一人で勝手にそんな恐怖を常に抱きながら、でもそのことからは目を逸らしながら、目の前の二人の活動やソロを応援し、楽しんでいました。

そんななか、ドームコンサートと新曲の発売が決定し、メディア出演、インタビュー掲載が相次ぎました。二人の活動が増えたことに喜びながら、私はある雑誌のインタビューから、一つの希望を見つけました。それは、KinKi Kidsはずっと、KinKi Kidsであり続けてくれるのではないか、ということ。

そして、その希望はこのコンサートで確信に変わりました。二人のMCの口ぶり、様子から、もしかしたら一番コンサートを楽しみにしていたのは、二人だったのかもしれない…なんて思ったこともありますが、決定的だったのは光一くんのこの一言。  


「二人が並んでいること、それが全てです」


KinKi KidsKinKi Kidsでいることを選び、これからも、ずっとKinKi Kidsであり続けてくれるのだ。私は強く、そう思いました。

これは私の勝手な想像ですが、ジャニーさんの死もあり、二人はより絆が強くなり、「KinKi Kidsでいること」をより固く決意したのかなとも思いました。ジャニーさんとの病室での時間や、YOU...の歌詞のなかの出来事…。この時間で、彼らがどのような言葉を交わし、どのような時間を過ごしたのか、私には分かりません。ですが、それらの時間を過ごしたあとの二人は、以前とはどこか違うな…と感じていました。二人の空気がより温かくて、より根強い仲の良さになったような…。全て私の感覚であり、想像ですし、これより前も勿論二人は仲良しだった。でも私は、そう思わずにはいられないのです。ファンになって一年ほどの新参者の私の考えなので、ずれていることもあるかもしれませんが…。


でも、これだけは確かに言えます。

私はKinKi Kidsの未来に、確かに、「光の気配」を感じたのです。




コンサートが終わり、いつもの日々に戻った私は、セトリでプレイリストを作り、コンサートの余韻に浸りながら通勤しています。
KinKi Kids がいてくれる喜びをかみしめながら。



またコンサート行きたいな~!!
KinKi Kids Forever!!!




2019.12.20