スケオタと著作権①
どうもこんにちは!なんだかんだで9月になってしまいました。
というわけで、本日はタイトルにあるとおり
「スケオタと著作権①」
です!
最近の私のTwitterをご覧の方はご存知かと思いますが、最近私は「著作権」についての呟きを多くしています。そのきっかけは、以下のハッシュタグを見たから。
#ジャニオタで著作権について考えてみませんか
私は著作権についてはなんとなくしか把握していませんでしたが、このタグを見て、色々調べるうちに自分が如何にアウトなことをしていたのか、自覚しました。*1
また、私はKinKiさん以外にもフィギュアスケートや昭和アイドルにハマっています
「スケオタ、もうちょい著作権意識したほうがええんちゃうか…?」
TLにたくさん流れてくる、選手が取り上げられたテレビのニュー
もちろんKinKi界隈でも上記が無いと言えば嘘になりますし、違法なも
ということで、スケオタの皆さんも一度、著作権について考えてみませんか?
ただのファンでしかない私が何を偉そうに、と思われるかもしれません。ですが私は、著作権を守ることが、結果として、自分たちのスケート観
ただ、フィギュアスケートには、ライブストリーミング、演技動画、アイスショーや海外
今回のブログでは、明らかにアウトな事例に絞って考えていきます。ざっと目次はこんな感じで。
・著作権って?
・これはやったらあかん!
関西弁は気にしないでください。
法律を一度、気にしてみませんか?
※注意※
・私は法律の専門家ではありません。従って法律の解釈も間違って
・この記事の目的はあくまでも「ちょっと著作権について
1.著作権ってなんぞや?
著作権、著作権とは言うけれど、「そもそも著作権って何?」という方も多いはず。
本当にざっくりと説明すると、以下のようなものかと思います。
作者(=著作者)が自分の作った作品(=著作物)について、どう使われるか決められる権利
作者にこそ、自分の作品の扱いを決められる権利があるのです。これは言い換えれば「作者に許可なく作品を使ってはいけない」ということになります。
また、ここでいう著作物については、以下のようなものが挙げられます。
小説
絵画
音楽
ダンス
写真
映画
さらには、スケオタが日常お世話になっている以下も著作物です。
新聞
雑誌
テレビ番組
ラジオ
大まかなイメージとしては、「この世にあって誰かが作ったもの」*2は全て「著作物」であり「著作権」が発生している、と考えていいと思います。
上記のものを、著作者に無許可で掲載した場合、「著作権侵害」となります。著作権者に訴えられた場合、最悪「懲役10年以下」または「1,000万円以下の罰金」となります。こわ!!
詳しくは以下のサイトをご参照いただくのが良いかと思います。
●みんなのための著作権教室(公益社団法人著作権情報センター)
http://kids.cric.or.jp/index.html
https://www.jasrac.or.jp/copyright/outline/
2.これはやったらあかん!
ここでは「これはやったらダメなのでは?」という行為について挙げていきます。なお、この解釈は私の個人的なものなので、間違いがあればご指摘いただけると嬉しいです。また、他にもこんな事例があるよ!というものがあれば追加しますので、ブログ下記のマシュマロにご連絡くださいませ〜。
◎やってはいけないこと◎
・スケーターの画像を無許可でアイコン/ヘッダーにする
・スケーターの画像を加工し、無許可でアップロードする
・ニュース記事などの写真を一度保存したうえで、無許可でアップロードする
・新聞/雑誌記事を、新聞社/出版社に許可なく掲載する
・雑誌の表紙の写真を載せる(※出版社によります)
・テレビ番組を撮影した画像/動画の無断アップロード(有料、民放、NHK関係なく)
・ラジオ番組を無許可でアップロードする
△公式動画を保存し、無許可で再アップロード、もしくは動画をトリミングしたものやスクショのアップロード
上記は全て著作権を侵害している行為、といえます。共通点は全て著作者に無許可で行われていることです。著作者に訴えられてしまったら最後、です。特に有料コンテンツは、そもそもはそのコンテンツを購入した人しか見ることができないものです。雑誌も、新聞も、配信動画も、有料放送も、無許可で転載してはいけません。
でもだからといって、無料コンテンツはアップロードして良いのか、というとそうではありません。民放の番組、ラジオ番組、YouTubeの動画なんかも、無許可でアップロードはダメです。また、著作権は著作者の死後70年間保持されます。例えば、テレビ番組は放送後70年間、著作権が保持されます。過去のものでも、アップロードはダメなのです。
ただ、△の「公式動画を保存し、無許可で再アップロード、もしくは動画をトリミングしたものやスクショのアップロード」について、この手法はスケオタ界隈では選手の演技を載せる手段として定番ですし、私も悩んで△マークを入れました。フィギュアスケートは演技が見られてなんぼですから。ですが、公式がある場合はそこのリンクを張り付けるだけの方が、本当は良いのではないか…とも思います。難しい。意見求めます←
またスケーターの皆さんには肖像権という権利があります。選手の許可なく写真をアップロードしたりする等の上記の行為は、肖像権の侵害をしているとも言えます。こちらに関しては、肖像パブリシティ権擁護監視機構様のホームページ(http://www.japrpo.or.jp/index.html)をぜひご覧ください。特に著名な選手を応援されている方は、確認しても損はないと思います。
3.終わりに
以上、本当にざっくりと、やったらアウト!
個人的なことですが、この記事を書くにあたって「
https://www.itmedia.co.jp/
(上記はスキージャーナルが破産した際の記事です。)
今でこそ出版社を山と渓谷社に移行して復活していますが、
一方で、フィギュアスケートはスポーツです。ガチガチなルールでファンを縛るのは、果たしてフィギュアスケートの発展にとって良いことなのか、私には分かりません。特に動画の件は、私には判断が難しいです。
ただ、今回記した「これやったらあかん」行為は、著作権法では確実にアウトなことであるということ、そして、選手やその所属チーム、事務所などのご厚意によってOKになっていることがあるかもしれない、と肝に銘じておくべきではないかと思います。
次回は、「じゃあ何ならやってもいいの?」ということについて、
・演技の動画について
→違法ライスト、非公式動画など
・撮影可能な試合orアイスショーで撮影した写真/動画
・海外記事の翻訳
ここらへんはスケオタ的に重要なものばかりだと思うので、
読んでいただきありがとございました。今一度、著作権について考えてみませんか?
ご意見・ご質問があればこちらのマシュマロまで。
よほどの誹謗中傷でない限り、Twitterで返信いたします。
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